Corporate Identity System · 2026
余白こそが
識別である。
言文字|台湾タレントハブの企業識別システム。装飾マニュアルではなく、ロゴ・色・書体がどの媒体でも同じ言葉を話すための規則。
余白 · The Philosophy
余白とは、画面のなかで描かれていない空白。未完成でも、余りでもない。構図のなかで、描かれた部分と同じ重みを持つ。
本当の余白は「空っぽ」に見えない。何を言うかがはっきりしているから、多くを言う必要がないように感じる。
名称 · Brand Naming
社内外とも、名称の表記は固定。区切りは全角「|」を使い、ダッシュは使わない。
聚落全体でこの中国語名を固定使用。サブブランドは母ブランドを置き換えない。区切りは全角「|」。
聚落全体でこの英語名を固定使用。ブランド名は常に小文字の emoji、区切りは全角ダッシュ。法人名 Emoji Co., Ltd. のみ例外。emoji は「絵文字」の意:文字にぬくもりを与える記号。サブブランドの固定表記:在咖啡(at cafe)、三點水(3AM)、等等空間(Stay Square)。各サブブランドの識別は サブブランド へ。
E Explore 探る | M Meet 出会う | O Open ひらく | J Joy よろこぶ | I Inspire 刺激し合う。未知を探り、出会い、ひらかれた心でよろこびを迎え、互いに刺激し合う。
区切りは同じく全角「|」。英文正式名の併記可。
ハブが先:台北駅そばに人材の密度を置き、言葉と人がここで出会う。在咖啡は軽食とコーヒー、三點水は深夜食堂。等等空間は会員の共有スペース。対外的にはデジタルノマド、起業、テック人材の三つの物語を並べて語り、デジタルノマドだけの拠点としては書かない。
対外には定版の文をそのまま使い、言い換えない。中国語の定版句は「你」を省かず、語順を変えず、文末の句点を残す。中国語:讓你平常不會遇到的人,在台北車站旁相遇。 英語:Meet the people you’d never usually meet.
三點水は深夜食堂・ビストロと呼び、バーとは呼ばない。等等空間は休憩・席と言い、宿泊を連想させる語は使わない。場所はブランドと機能で呼び、所在の階は書かない。廃止した旧名 Emoji Cafe & Bar、Member Plaza、Talent Lounge はもう使わない。
ロゴ · Logo
マークは固定。変形・再着色・装飾・回転・過密配置・騒がしい背景への配置は不可。主 lockup は「言文字|台灣人才聚落」。Favicon は単字「言」、透明背景、墨色 #1B1A17。墨地では reverse(紙色)ファイルを使う。ベクターの墨 fill:#231815。
バリエーション · Variants
保護空間 · Clear space
文字高の約 ¼ 以上の余白を周囲に確保する。余白は識別の一部。ロゴを詰めれば、ブランドの声も詰まる。
禁止 · Do not
色彩 · Color
墨と紙が中立の軸。黄は唯一の強調色で、1画面に多くて一撃。地色として使い、その上に墨を置く。
一点の黄で足りる
#FFDE34 はハイライトであり、塗りつぶしではない。蛍光の下線・バッジ・選択色に。黄は地、墨はその上。1画面に一撃だけ。
書体 · Typography
明朝体の見出し、古典ラテンセリフ、本文はサンセリフ。三書体はそれぞれの役割を持ち、混ぜない。ロゴ自体はアウトライン化したベクターで、書体の差し替えではない。
運用 · Checklist
公開前に確認。華やかさより遵守。
- 黄は一度だけか?
- 黄は地色で、墨がその上か?
- ロゴは原比率・原色か?(墨地は reverse)
- 主 lockup はタレントハブか(廃止した旧 Cafe & Bar の誤用でないか)?
- スマホでも余白は残っているか?
- 見出しは明朝体、本文はサンセリフか?
- 短文・控えめ・感嘆符なしの口調か?
- 名称の区切りは全角「|」か?
- moji は三要素と黄一点のみか?
- ロゴと moji を黄の地に置いていないか?
- サブブランドは自分の色を使い、黄を借りていないか?
- 所在の階ではなく、ブランドと機能で呼んでいるか?
素材 · Assets
ロゴとキャラクター素材は SVG/PNG。そのままダウンロードして使い、描き直しや組み替えはしない。在咖啡(at cafe)、三點水(3AM)、等等空間(Stay Square)の三つのサブブランドのロゴ、ブランドカラー、SNS アイコン、元データは サブブランドの識別 にそれぞれページがある。母ブランドを1ページにまとめた概要は kit/、デザインツールと AI エージェント向けは Open Design パッケージ へ。
メディア・協力:us@emoji.tw
キャラクター · moji
言文字の象。甲骨文の「象」は、一頭の象の絵そのもの。象形文字は漢字の始まりで、emoji は現代の象形。この象は文字のなかに隠れていて、この建物の最初の常連。Edition 01 · 定版 2026-08-26。
名前 · ひとつだけ:moji
小文字で、emoji と同じ書体・同じ大文字小文字の扱い。中国語の文脈でもそのまま moji と書き、別の中国語名は付けない。
世界観 · 言、文、字、そして象
ブランドの物語はもともと三段。象は四段目。文字が並んだあとに生まれるもの。
言
人が口にする言葉。
文
言葉を、残せるかたちに整えたもの。
字
最小の単位。一人がひとつの字。
象
字が並んだあとに生まれるもの。象形、心象、想像、万象。
言葉が文字になり、文字が想像を生み、想像が万象になる。言之有象 — words become worlds
性格 · 急いで話さない象
たくさんの街を歩き、たくさんの言葉がわかる。訪れた人みんなの物語を覚えている。誰かが話したいとき、そっと席を空けておく。マスコットではなく、この建物の最初の常連。
シンボル · 三つの象、ひとつの線
写実的な象は描かない。同じ線幅、同じ黄の一点。正面がメインのシンボル、甲骨文が印、横顔は動線の案内に。
鼻 · 象の鼻は句読点
鼻だけを取り出すと、ひと組の句読点になる。文字のなかに象がいて、象のなかに文字がある。
状態 · 同じ象、ブランドとサービス
状態のバリエーションは業態に合わせる。在咖啡、三點水、等等空間、そして出会いの瞬間。
運用 · お客さまが実際に触れる場所
象はロゴのなかだけにいるわけではない。カップスリーブから階段まで、同じ線が建物全体をつなぐ。
この席では、どなたかが休んでいます。
言葉 · 象のイベント用語
「象」を使った、長く使える言葉。イベント名、スペース名、コンテンツの連載名に。名称は中国語の原名のまま使う。
ルール · することとしないこと
コピー · 象が言いそうなこと
余白の口調。短文、形容は少なく、感嘆符なし。
象は、最初の絵文字。The elephant was the first emoji.
大象は形なし。
一人が触れられるのは、ほんの一部。
象は、すべての字を覚えている。
象の群れは、水辺で出会う。
立ったままでも眠れる。
三十万人が通り過ぎる。部屋には一頭の象がいる。
この建物は、象牙の塔ではない。
どの言葉にも、かたちを。A place where stories take shape.
言之有象。Words become worlds.
キャラクターの副題「言之有象」。メインスローガンは置き換えない。moji はこの建物の最初の常連で、マスコットではない。
サブブランド · Sub-brands
言文字が母ブランド。在咖啡、三點水、等等空間は聚落のなかで営むサブブランド。それぞれロゴとブランドカラーを持ち、母ブランドの紙・墨・余白を共有する。
定食とワーキングコーヒー。ブランドカラー #984C37 テラコッタ。
深夜食堂とビストロ。ブランドカラー #6B8FAB ダスクブルー。
会員の休憩と仕事のスペース。24時間利用は条件付き。ブランドカラー #2B4064 ネイビー。
仕様 · Specs
よく使う媒体のサイズと対外情報。制作前にこの表を確認する。




